チラシの反応率を上げる4つのポイント
2016年08月24日
①目的と相手をはっきりさせる
チラシを配布する事でどのような成果をのぞむのか、まず決めましょう。チラシはお店の存在を知らない人、お店の事は知っているが来店した事のない人に宣伝し、来店動機を作る手段です。
それによって何人のお客様を来店させたいか、どんな人にチラシを見てもらいたいのか。お店側が望むお客様に対し「○○の方へ」といったキャッチコピーでチラシを見た人が、自分へのメッセージと感じてもらえるように伝える相手を限定してメッセージを作ると伝わり易くなります。
②メッセージを絞る
伝える量ではなく、内容を充実させましょう。興味のある人には一つの内容についてできるだけ詳しく書く方が伝わりやすくなります。
全ての商品が売れるのが理想ですが、主役となる物以外の情報を詳しく載せた為に、主役となる情報をアピールする面積を削ることになりかねません。その他の情報を目立たせたい気持ちをグッと抑え、「こんな商品もありますよ!」程度に載せることで、主役となる情報を目立たせたまま、良い脇役として存在感を出してくれるかもしれません。
③レイアウトを工夫する
読む人が何のチラシか一目でわかるようなチラシになるよう心掛けます。そのためには、文字の大きさや太さ、配色でメリハリをつけて読みやすくする事が重要です。
とにかく主役となる情報を大きく載せましょう。欲張ってアレもコレも目立たせようとすることで、全てが同じ大きさ、同じ配色になり、全てが目立たずインパクトのないチラシになりかねません。
主役となる情報を大きく目立つ色で配色し、その他の小さく情報を落ち着いた色で配色することをお勧めします。
④特典をつけて行動を促す
集客とは、来店してもらう事なので行動を促すための材料として割引サービスのチケットなどを用意します。「来店しないと損」と思わせる魅力的な内容を考え「チケットご持参下さい」といった言葉で行動を促します。さらに、「○日間限り」や「限定○名様」といった緊急性、限定性をもたせると更に効果的です。
「激安商品!当日店頭にて価格発表!!」など、来店者のみが知ることができるお得な情報をチラつかせる内容も良いですね。
まとめ
4つのポイントを上げてきましたが、チラシを配布する最大のメリットは一時的な売上アップではなく、再来店を促すための顧客情報を獲得できる事です。大事なのは再来店してもらう仕組みを作り、そこで利益を獲得する事です。
チケットには必ず名前、住所を書く欄を作っておきましょう。顧客情報がある事で、いつでも何度でも再来店を促すためのアプローチがお店側からできます。
これによりリピーターを増やし、お客様の囲い込みができるのです。